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by bon1015m
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マルクテンペ アリアンス08

アルザスワインパパは好きなのですが、みなさんご注文なさいませんね美味しいからご紹介しなきゃね
テンペさんのコメントも紹介しておきますね

マルク・テンペさんのコメントはこちらです!

「このワインは2008年ミレジムワインのイメージ(象徴)そのものです。つまり美しいフレッシュさ(みずみずしさ、新鮮さ)、香りは柑橘系(レモンやグレープフルーツ)。フローラルで軽やかさがあり、皆様にきっと喜んでいただけると思います!」

マルク・テンペは生産者の息子として生まれ、醸造専門学校を卒業後、大手メーカーの醸造に携わりました。
INAOで11年務めた後は、醸造コンサルタントを手掛け、アルザスのグランクリュの制定の責任を任されるほどのアルザスの地質を知り尽くす超実力派です。 1993年に有機栽培を行うドメーヌ・マルク・テンペを立ち上げ、 96年からビオディナミを実践しています。

マルク・テンペさんの言葉を紹介します。

"ビオディナミ農法は人と大地とを一体にし、自然と、私達を引き継ぐ次世代を守る農法でもあります。そして、それは単なる技術ではなく、善く生きるため哲学でもあるのです。"

ちょっと難しい?
では、こんな言葉も御紹介。

「ブドウの樹が自分の力でうまいこと育っていくのを助ける以外は何もしない」

実際、夏になると彼の畑の土からはなんともいえない深い土の香りが漂い雑草も元気に生い茂り、ブドウの樹の根元には直径1cm弱のミミズの穴がポコポコなのだそうです。

手摘みで大切に収穫したブドウは、房、茎をつけたまま優しく3、4時間かけてプレス。
時間をかけるのは、丁寧に少量ずつ搾り、キレイな果汁を採ることを目指しているからです。

プレスしたジュース・ワインは、木製のフードルという大きな樽に入れ、 2年間ゆっくり醗酵・熟成させます。

醸造・熟成中は、ワインにストレスをかけないように、ほとんど動かさないようにしており、澱引きをせず、無濾過でボトリング。

昨年アルザスを訪問した時、訪問させていただいたマルク・テンペの醸造所。

この醸造・熟成用のセラーが本当に古くて趣があって美しかったです。そして、石造りの醸造所の静寂の中、時折聞こえる発酵中のワインの出すポコポコという音がいいんですよねー
マルクテンペ アリアンス08_d0169870_14312782.jpg


輝きのあるレモンイエロー。
白い花、水仙、白桃、リンゴ、レモン、リンゴの蜜、ハチミツ、スパイス、ミネラル、微かに樽などのリッチで華やかな香り。
口に含むと凝縮感を感じるフレッシュな果実味が広がります。
レモン、桃、リンゴ、ミカンなどのリッチですがドライな果実味。酸味はフレッシュで豊か。凝縮感はしっかりとあり、海のミネラルも感じます。
フレッシュなアタックから、果実のボリューム感が口の中で増していきます。微かに樽、スパイシーでトロピカルなニュアンス。余韻はすっきりとドライ。

今年のアリアンスはお花の香りがタップリ入ったフレッシュでゴージャスな香りが良いですねー!

味わいも活き活きとスッキリしつつ、しっかり凝縮感も感じさ、スパイシー。

よく熟してトロピカルなほどの果実味だけど、酸味はキリリ。これはアルザスでしか出ない味わいです!!
by bon1015m | 2011-09-17 14:26